よく、Googleドライブの利用規約がやばい。って記事を見かけますが、
全然やばくないんじゃないのかな?
危ない主張はこんな感じ
”ユーザーがコンテンツをアップロードすると Googleに対して、使用、保存、複製、変更、派生物の作成、送信、出版などを行うための全世界的なライセンスを付与することになる”
これは、確かに、利用規約に書いてあるけど、Googleのサービス全般に対するものであって、Googleドライブの利用規約を正確に表しているとは思えません。
で、Googleドライブの利用規約はこうなっています。
https://support.google.com/drive/bin/answer.py?hl=ja&answer=2733115&topic=2428743&ctx=topic
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Google ドライブにアップロードするファイルと Google の利用規約
利用規約にあるように、「ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。つまり、ユーザーのものは、そのままユーザーが所有します。」
Google は、ユーザーがドライブ
アカウントでアップロード、共有、保存しているテキスト、データ、情報、ファイルなどのいかなるコンテンツの所有権も請求しません。Google
の利用規約の目的は、Google
がユーザーに必要なサービスを提供できるようにすることです。つまり、ユーザーがドキュメントを誰かと共有しようとしたり、それを別の端末で開いたりした
い場合に、Google はその機能を提供できます。
まとめると、
- ドライブ内のファイルに誰がアクセスできるかはユーザーが制御します。Google は、プライバシー ポリシーに定められている場合を除き、ユーザーのファイルとデータを他者と共有しません。たとえば、
- 限定公開のドキュメントを一般公開に変更しません。
- マーケティングまたは販売促進のキャンペーンのために限定公開のドキュメントを使用しません。
- ユーザーが希望する限り、いつまでもユーザーのデータを保管します。
- Google ドライブの利用を中止する場合、ユーザーはデータを取り出すことができます。
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一般公開でファイルを公開しない限り、もともとの利用規約にある。
”ユーザーがコンテンツをアップロードすると Googleに対して、使用、保存、複製、変更、派生物の作成、送信、出版などを行うための全世界的なライセンスを付与することになる”
は、適用されないと考えて良いんじゃないかと思います。