で、Thunderbird に蓄積されてるメールデータを、Outlookに移行するわけですが、ちょっと検索してみると、フォルダ単位でemlファイルに変換して移行。っていうやり方が多い中、MailStore ってソフトを使うと、フォルダ構造も保存したまま、Thunderbird から Outlookにデータを移行できる事がわかりました。
ちなみにメールデータは Thunderbird -> MailStore -> Outlook という流れで移行していくから、メールが多い場合、ハードディスクには、結構な空きが必要になると思われます。
で、とりあえず、自宅で試してみました。
移行元:Thunderbird 17.0.2 (Portable Apps 版)
移行先:Outlook 2010
Thunderbirdでは、三つのアカウントを管理していましたが、MailStoreを使って、三つのアカウントすべてを、フォルダ構造も含めて一気に移行できました。
800MB程度の、Thunderbird Profileフォルダの移行にかかった時間は30~40分くらいでした。
移行後の状態も概ね良好なんですが、極一部のフォルダが文字化けしちゃいました。
フォルダは、100個くらいあるんですが、その中の二つだけ。
メール自体がおかしくなってるのは、パッと見た感じ発見できてません。
MailStoreの使い方はこんな感じ
- MailStoreを起動したら、Archive E-mailを実行
- Archive E-mail メニューを選択
- Mozilla ThunderbirdをクリックThunderbirdのProfileフォルダを指定
- ゴミ箱、迷惑メール、ドラフトなんかのフォルダ移行が不要なら、Funishをクリック必要なら、設定を変更後 finish
- 作成されたProfileを選択して Run をクリック
- Outlookへのexportを実行
- My Archiveを右クリック
- Export To -> Microfost Outlook を選択
- Outlookがインストールされていれば、Export E-mail to youre Outlook を選択した状態でNext
- 他のPCで動いてるOutlookへの移行であれば、Export E-mail to a New or Existing PST File を…… と言いたいところですが、この機能は MailStore Homeでは使えないみたいです。ローカルインストールされてる OutlookへのExportしかできないっぽい。まあ、自分でOutlookからExportすれば良いだけだけど(^^;)
- Outlook を起動して、 MailStore Exportフォルダを確認
- フォルダ内にアカウント名、その下にフォルダ構造が作成されているはずです。
と、手順も簡単だし、結果も良好なんだけど、フリーソフト(非商用利用)なんだよな~
ちゃんとライセンスを読んでみるか……